覚せい剤300キロ密輸、会社役員に無期懲役(読売新聞)

 2008年11月に北九州市の門司港で覚せい剤約300キロが押収された事件で、覚せい剤取締法違反(営利目的密輸入)などに問われた中国在住の会社役員嶋田徳龍被告(42)の判決が18日、福岡地裁であった。

 田口直樹裁判長は「覚せい剤の受け取りから国内での配送まで担ったうえ、相当の現場裁量権も与えられており、逮捕者の中で責任は最も重い」として無期懲役、罰金800万円、追徴金約430万円(求刑・無期懲役、罰金1000万円)を言い渡した。

 判決によると、嶋田被告はインドネシア人乗組員12人と共謀し、香港沖で貨物船に積み込んだ覚せい剤約300キロを門司港に密輸したほか、07年12月にも約500キロを福岡県苅田町の苅田港に密輸した。

 田口裁判長は事件を「国際的な組織による大規模で計画的な犯行」と認定。嶋田被告について、受け取りを1人で担当したことなどから「重要な役割を担った」とした。

 検察側は審理で「05年にも博多港で約300キロを受け取った」などと主張したが、田口裁判長は「関与した疑いは強いが、被告は否認しており、証拠上は認められない」と判断した。

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